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Finaleのメニュー
Finaleを起動します。
起動パネルが出ます。ここでは、とりあえず、無視して結構。
私はデフォルトの新規ファイルを開きました。
メニューバーが上に出ています。
ファイルからヘルプまでありますが、ここではどんなことができるのかが大体わかります。
ファイル(F)をクリックしてみると、下にダ〜〜ッと、開くようになっています。
いろいろあって全てを掌握するのは大変ですが、なんとなくできることがわかりますね。
同じように、編集Eをクリックしたり・・・確かめてください。
ヘルプ(H)はマニュアルが出てきます、わからないことは、自分でマニュアルを読みます。
マニュアルも膨大なページ数です。
メインツール
このツールがわかれば、Finaleの全体像が見えてきますよ。
メインツールはメニューバーのウインドウ⇒全てのパレットの表示/非表示が選択できます
Finaleは右クリックしても、機能の一覧が出てこないのです。(一部を除いて)
やりたいことが、どのツールに入っているのかを理解しなければなりません。
それがわかれば、効率はアップします。
ツール早見表があるのでこれを見れば、なるほど・・・と頷けます。
選択ツール
楽譜上の全ての要素を選択可。記号類をクリックでドラッグや消去。ダブルクリックでその記号を編集する適切なツールに切り替え可能。
五線ツール
五線にまつわる項目の表示や非表示 五線の追加 移調設定 五線のグループ化などの設定が可能
調号ツール
調の指定 転調の設定などが可能
拍子記号ツール
拍子の指定 変拍子の指定などが可能
音部記号ツール
音部記号の作成 音部記号の変更 など可能
小節ツール
小節番号 小節線 長休符 小節内での音部記号や調号の非表示設定が可能
ステップ入力ツール
キーボードやマウスのクリックで音符を入力 連桁の処理 符尾の向き など
高速ステップ入力ツール
キーボードや、MIDIキーボードで入力。これは効率の良い入力方法。リアルタイム入力とは違い、慌てることなく確実性がアップする方法
リアルタイム入力ツール
実際のテンポで弾いて入力する方法 テンポが少しでもずれればそのとおりに入力される
連符ツール
連符の作成や定義設定
変形図形ツール
スラーやクレッシェンドなどの作成や編集
アーティキュレーションツール
スタッカート アクセント テヌートなどの作成 編集
発想記号ツール
文字発想記号や、強弱記号 リハーサルマーク 速度記号などの作成 編集
反復記号ツール
繰り返しの記号 繰り返しの小節線 反復に関する設定
コードツール
コードネームの作成 定義
歌詞ツール
歌詞の作成 音引き線 ベースラインの調整など
テキストツール
楽譜上に文字情報を載せる時 タイトル 作曲者名 ページ番号など
ブロック編集ツール
指定した範囲の選択をしたり、小節割り、指定された範囲内でのコピー、ペーストなどが可能
サイズツール
楽譜のサイズ 五線のサイズ 音符 玉のサイズ変更が可能
ページレイアウトツール
ページサイズ 五線の大きさ 組段配置 などレイアウトに関する様々なことの編集
簡単に書きましたが実際に楽譜を作りながら、かなり詳細なことができるのにビックリします。
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上級者用ツール
メニューバーのウィンドウ⇒上級者用ツールパレットにチェックを入れます。
すると、上級者用ツールが出ます。いったい、何が上級者なのか?と言うと・・・
道具箱ツール
符尾の長さ 連桁の調整 タイの調整 臨時記号の位置調整 符頭変更などの細かな設定が可能
音符移動ツール
別の五線にまたがる連桁を作成したり、五線間で音符を移動 選択したフレーズの置き換えなどが可能
グラフィックツール
作成した楽譜を画像ファイルに変換
MIDIツール
入力されたMIDIデータの微調整
オシアツール
別の演奏方法の表記、 別の譜例の作成
ライブコピーツール
コピー元にリンクさせ、変更が加わると全てが更新されるもの。
テンポツール
楽譜の再生時に、テンポを細かく設定できるもの。テンポ情報の設定。
上級者用のツールというだけあって、細かなことができるのですね。中でも道具箱ツールに慣れると、面白いです。でも、私も使わないツールがあります。
とりあえず、楽譜の入力や、浄書を目的としているので、再生に関するツールには触らないことが多いです。
そして・・・いつも便利なツールが2つ
手のひらツール表示させたい部分が見えるようにドラッグ移動できます。
虫めがねツール
クリック、ドラッグによって、見たい部分を拡大したり縮小したりできます。
ショートカットを覚えるともっと、効率的です。
拡大は・・・Winの場合ですが、Shift+右クリック
縮小は・・・Ctrl+Shift+右クリック
もう少し詳しい説明は、「ツールの説明・・・ちょっと詳しく」を覗いてみてください。