スポンサードリンク
記号貼り付け
いろいろな記号を付けるために、アーティキュレーションツール、発想記号ツール、変形図形ツールを使います。
アーティキュレーションツール
スタッカート、アクセント、テヌートなど。個別の音符に対して有効な記号です。一つ一つに個別に割り当てます。
今回の楽譜では少ないですが、二段目、左手パートの、3小節目です。
二分音符のシ Hの音に、アクセントがあります。
こんな要領で、三段目にもアクセントをつけますが、つける向きが違いますね。
前回のアクセントは符頭側につけましたが、今度は符尾側につけたい・・・
こういう状況もよくあることですが、このような時には、アクセントをもう1つ作成するのです。アクセントを選択⇒複製⇒新しいアクセントがもう1つ追加されます⇒そのアクセントを選択⇒編集⇒位置⇒符尾側⇒OK
これで、符尾側にアクセントをつけることができます。
すこし、複雑になってきましたが・・・こんな感じです。
もし、位置を修正したいときは、ハンドルを選択して移動。マウスのドラッグ、矢印キーでも出来ます。
指の番号をつけます。これも、同様に貼り付けますが、ダイアログ内で数字を探します。3を選択⇒編集⇒位置⇒符頭側⇒OK
このような要領で、右手も左手も指番号をつけます。重要なことは、音符の符頭側につけるのか?符尾側につけるのか?それぞれの番号で、符頭側、符尾側の両方を作成しておくことです。
例えば、符頭側で作成した番号だけを使って貼り付けていると、何処へつけても符頭側につきます。
今度は符尾側につけたいからと、ダイアログ内で位置を符尾側に変更すると、今まで符頭側に正しくつけてあったアクセントが、全部、符尾側に変更されてしまいます。
こういうミスは初心者に多いのですが、そのミスにもなかなか私は気が付きませんでした。トホホ・・・
発想記号ツール
冒頭の速度記号、強弱記号、練習番号(リハーサル番号)などをつけていきます。個々の音につける記号ではなくて、一定の範囲に有効な記号を付けます。
冒頭のmfのつけ方ですが、発想記号ツールを選択し、貼り付ける音符をダブルクリックします。ダイアログが出ますので、mfを選び⇒音符発想記号にチェックします⇒選択
記号を選択するときに、「小節発想記号」と「音符発想記号」がありますが、この曲はソロの曲なので、音符発想記号にします。
2人以上の演奏の曲では、小節発想記号にします。
音符発想記号の割付編集画面が次に出るので、「割り付けられた音符から」にチェックを入れて、OK
発想記号を移動させる時には、ハンドルで移動できます。ハンドルを選択して矢印キーでも出来ます。
文字発想記号をつけましょう。冒頭のAllegretto 途中には、cresc. dim.が出てきます。
発想記号ツールを選択⇒一小節目をダブルクリック⇒この中にAllegrettoが無ければ、「作成」をクリック⇒ここで文字を入力して、フォントを決めますが、私はここでは太字にして、サイズは14
このような位置にドラッグして移動させます。
dim. cresc. 等も、同じ要領で貼り付けます。
変形図形ツール
スラーやクレシェンドをつけていきます。これらは、自由に変形させることができます。楽譜の中で、五線や音符に重ならないようにします。
@スラーの付け方
変形図形ツールの中から、スラーツールを選択します。
スラーをつける最初の音符をダブルクリックします。そのまま、押しながら目的の音符までドラッグします。
この曲では、1小節目のミ E音からドラッグして、2小節目のC音まで引っ張ります。
そこで、離してOKです。
音符や発想記号にぶつからないように、スラーのハンドルをクリックして、四角い枠を出し、中央をマウスでつかんで移動させてみます。
この時点では、まだ、未完成ですが、発想記号も移動させました。スラーの始まりの始点はまだ修正が必要ですね。
このような感じで、楽譜のスラーを全て付けます。
とりあえず、付けましょう。
Aクレシェンドの付け方
変形図形ツールの中の、クレシェンドツールを選択します。
矢印が↑のまま、Shiftをかけながら音符の下をダブルクリックします。
そのまま、押したまま目的の位置まで、ドラッグします。
以上のような感じで、変形図形を全部貼り付けます。
とりあえず貼り付けるだけでいいです。
アイテムを全て楽譜上に記述させておきます。
ここまでで、記号の類は全て付いています。
細かな修正は、後ほど。
スポンサードリンク
文字の入力に進みます。