楽譜制作をＦｉｎａｌｅでトライ

一番、効率の良い方法です。
但し、鍵盤入力になれない場合は、MIDIキーボードではなく、パソコンのキーボードで入力するほうが宜しいでしょう。

 

私は、MIDIキーボードがほとんどです。入力した後で、ミス音の修正をするときには、ステップ入力ツールで・・・と、臨機応変に使い分けています。

 

MIDIキーボードを使う方法

MIDIキーボードを使うときには、チェックを入れます。

 

入力方法は、MIDIキーボードで目的の音を抑えます。この時、抑えただけでは、入力されません。それと同時に、テンキーから音価の指定をしていきます。

 

例えば、テンキーの数字ですが。。。
四分音符⇒5　八分音符⇒4　二分音符⇒6　全音符⇒7　　16分音符⇒3　などなど

 

臨時記号の表示/非表示⇒*
半音下降　♭⇒-　　　半音上昇　♯⇒+
連桁の連結や連結解除⇒/

 

というように、MIDIキーボードで弾きながら（音程の指定）、テンキーで（音価を指定）入力していくのです。

 

高速スッテプ入力ツールを選択すると、すぐに五線上に、編集枠が出てきます。この編集枠には、挿入バーが表示されていて、音符を入力していくとこれがどんどん先に進みます。

 

メニューバー「高速ステップ」⇒次の小節に移動　のチェックが入っていると、小節内に規定の拍数が収まると、編集枠は次の小節に移動します。

 

場合によっては、ここのチェックを外したほうが作業し易い場合もあるでしょう。
多連符入力の時は、沢山の音符を一度に入れてから、連符の編集をしますので、拍数が余分になりますが、こういうときには、編集枠が移動しないでくれると、有難いのです。

 

MIDIキーボードを使わない方法

パソコンのキーボードで入力する方法です。

MIDIキーボードを使わないので、メニューバーの「高速ステップ」⇒MIDIキーボードを使用のチェックを外しておきます。

 

パソコンのキーボードから、音の高さを指定できるということです。この方法は、パソコンのキーの割り当てを覚えなければなりませんから、少し大変です。でも、実際にこの方法で入力する人も多いと聞きます。
Caps　Lockをオンにして・・・例えば、Aが一点ハ音　（真ん中のド）になっています。
S・・・レ　D・・・ミ　F・・・ファ　G・・・ソ　H・・・ラ　J・・・シ　Q・・・高いド

 

このように音程のキーが割り当てられています。編集枠を出して、左手で音程の指定キーを押し、右手でテンキーの音価キーを押して、入力するのです。

 

メニューバー「高速スッテプ」⇒「高速編集コマンド」　を見ることができます。
ここで、高速ステップ入力に必用なキー操作を確認できます。

 

 

どういう方法が、自分にとって作業効率が良いか？
過去の音楽経験も影響してきますが、鍵盤楽器に慣れ親しんできた人には、MIDIキーボードを使った方法が断然効率がいいです。MIDIキーボードを使わない方法は、パソコン周辺のスペースは取りませんから、狭い場所でもできるというメリットがありますね。

 

鍵盤楽器に慣れていない人は、鍵盤自体を弾くのが大変なストレスにつながるかもしれません。

 

例えば、単旋律の入力には、高速ステップ入力が便利です。
入力すれば、編集枠、バーは先に進んでいきます。これで、大丈夫です。
でも、和音の入力の時は、ちょっと大変。1つの音を入力したら、又、その音に戻ってバーを一旦揃えて、次の音を入力します。こうやって音を重ねます。
和音をを一度に入力できるのは、MIDIキーボードを使うときだけです。
これが私は少し大変です。

 

また、ステップ入力の場合は、マウスを頻繁に使いますから、パレットから選択するのも大変、それを五線上に貼り付けるときに、正しい位置にクリックしないと、違う音になってしまいます。
これは、スピードアップするのは至難の技だと思うわけです。

 

でも、いろいろなメリットはありますから、自分の一番得意な方法が効率アップになります。

 

私は、MIDIキーボードで入力して、後で、ミスを修正したり、足りない和音を追加したりする時には、ステップ入力を使い、部分的な直しを入れています。

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