楽譜制作をＦｉｎａｌｅでトライ

スタッカート、アクセント、テヌートなど、個別の音符につける記号です。
必ずしも、記号だけにとどまらず、図形や、テキストも記号として新規に作成することが可能です。

 

記号の付け方

アーティキュレーションツールを選択します。記号をつけたい目的の音符をクリック。
すると、ダイアログが出ますので、必要な記号を選択しましょう。
今、Ｃ音（ド）にスタッカートをつけています。

 

 

こんな感じですね。

 

記号をコピーする方法

変形図形のコピーと同様ですが、メニューバーのブロック編集ツール⇒コピーする項目⇒ダイアログ内で、音符に付随する項目、アーティキュレーションにチェック入れます。

 

 

この後、コピー元の小節を選択して青く反転したら、それをコピーしたいところへドラックします。

 

何回繰り返すか？聞かれますから１回でＯＫします。

 

すると、こんな感じにコピーできます。

 

記号の位置の編集

つけた記号の位置を微調整できます。
記号は全て自動的に配置されていますが、もっと、符頭に近づけたいとか・・・
ハンドルを出して選択し、矢印キーで移動できます。

 

Ｓｈｉｆｔキーを押しながら、マウスでドラッグもできます。Ｓｈｉｆｔキーを使う理由は、左右、上下に強制させながら移動させるためです。上下に移動させる時には、左右には絶対に動きません。左右に移動させる時には、上下には絶対に動きません。ぶれることなく調整できます。

 

また、曲全体にわたっての記号を一括で変更する時には・・・
例えば、楽譜内の全てのスタッカートを一度に変更したい・・・

 

まず、スタッカートの音符をダブルクリックすると、「アーティキュレーション設計ダイアログ」が出てきます。（右クリックでもＯＫです）

 

 

この中で、位置を変更できます。気をつけることは、ここでセットした内容は、楽譜内の全てのスタッカートに反映しますから、もし、部分的には他の位置にしたいというときは、同じ記号でも複製して、尚且つ、編集を加えてからそれを選択する必要があります。

 

つまり、アーティキュレーションダイアログの中に、同じ記号を複数作っておく必要があるのです。

 

 

 

初心者にはとても厄介に感じますが、実際には同じ記号１つだけを作っただけでは、楽譜上では事足りないことが多いのです。

 

特に、ピアノの楽譜では、指の番号をつけますが、これは、右手用の12345、左手用の12345を作成する必要があります。

 

マクロ登録

楽譜に記号を貼り付けるときに、マクロ登録をしておくと、便利です。
例えば、ピアノの指番号を付ける時には便利です。

 

番号を符尾側につけるか？符頭側につけるか？
両方を作っておくと便利ですね。

 

アーティキュレーションツール選択、Ｓｈｉｆｔ＋Ｑ⇒作成⇒メイン⇒1⇒選択⇒設計をセット⇒ＯＫ⇒選択　（これでマクロ登録完了です）

括弧（Ｑ）となっていますね。
他のものも同じようにして作ります。こうすると、キーボードのアルファベットに記号を登録したことになるので、ダイアログを開かなくてもキーボードを押すだけで楽なのですね〜〜
でも、既に割り当てられているアルファベットが多いので、気をつけてください。

 

記号の削除

アーティキュレーションツールを選択して、記号のハンドルを選択します。
Ｄｅｌｅｔｅキーで削除します。

 

スポンサードリンク

メインツール・・・ちょっと詳しくへ、戻る　　　トップページへ戻る